ダンダダン 2期 13話 感想｜ミミズ型UMAと鬼頭家の闇が炸裂！初回から全開バトル

TVアニメ『ダンダダン』第2期がついにスタート！第13話「大蛇伝説ってこれじゃんよ」は、村に伝わる因習と生贄の闇、そして巨大UMAとのバトルという怒涛の展開が描かれ、SNSでも早くも話題沸騰中です。

本記事では、第13話のあらすじをはじめ、鬼頭家の儀式の正体、モモの決意、謎の招き猫の介入、そして圧巻のバトル演出まで、視聴者として体感した感情をもとに丁寧に振り返ります。Creepy NutsによるOP＆EDの魅力も徹底解説。

「ミミズだったの！？」「演出が神すぎて鳥肌」――そんな声に共感しつつ、第2期の幕開けをもう一度味わい尽くしましょう。

第13話「大蛇伝説ってこれじゃんよ」のあらすじと展開まとめ

第2期の初回となる第13話「大蛇伝説ってこれじゃんよ」は、前期最終話からの続きとしてスタートします。物語はジジの実家に滞在中のモモ・オカルン・ジジの3人が、村の“異常性”に巻き込まれていく緊迫の展開。

ジジの家でオカルンとジジがくつろぐ間に、モモは別行動で温泉へ。しかし、そこで鬼頭家の息子たちに襲われかけ、ターボババアの助けで辛うじて脱出します。一方、家に残ったジジとオカルンも鬼頭家の面々に襲われ、部屋の中に不気味な“お札の結界部屋”を発見。

物語後半では、モモが合流し、3人は隠し部屋に足を踏み入れます。そこで突如足元に開いた穴にモモが落下。彼女の前に現れたのは、巨大なミミズ型UMA――まさに村に伝わる“大蛇様”の正体でした。

視聴者にとっては、“この村、ただの因習じゃ済まないぞ”という不穏な空気が濃厚に立ちこめる、シリーズ屈指の導入回。2期の方向性を一気に示す強烈な幕開けだったと言えるでしょう。

鬼頭家の“生贄の儀式”とジジの家の衝撃の正体

第13話で明らかになったのは、鬼頭家が代々村の“繁栄”のために大蛇様（実際は巨大ミミズ型UMA）に生贄を捧げていたという衝撃の事実。村の支配層である鬼頭家は、その風習を現代に至るまで維持していたのです。

特に恐ろしいのは、ジジの実家が鬼頭家所有の“借家”であり、実は生贄を捧げるための儀式場として代々使われていたこと。その事実を知らずに育ったジジにとって、自分のルーツが「供物の拠点」であったという事実は耐えがたいものだったはずです。

部屋の壁や床にはびっしりと札が貼られ、そこに込められた“結界”の意図が、視覚的に禍々しさを際立たせていました。オカルンとジジが迷い込むことで、その歴史が“空気ごと襲ってくる”ような演出が印象的でした。

鬼頭家のナキ（CV：磯辺万沙子）の異様な佇まいと口調も、この家系の“ヤバさ”を象徴する存在。言葉の端々から感じられる「常識が通じない怖さ」は、ホラーとしての完成度を一気に高めています。

温泉での襲撃と“ターボババア”の不思議な介入｜モモの運命を変える力

温泉でくつろいでいたモモが、鬼頭家の息子たちによって生贄にしようと襲われるシーンは、視聴者の心を一気に締めつけます。モモは必死に抵抗しますが、状況は絶望的でした。

その瞬間、建物が突如崩壊し、鬼頭家の息子たちの進行を阻みます。ただし、モモだけは周囲の崩落を避けるように無傷で切り抜ける演出。これは“ターボババア”に宿る招き猫の力によるものと示唆されており、彼女自身もその介在を否定しつつも、その力が発揮されたことを自覚しています。

この超常的な介入により、モモは再び鬼頭家の屋敷へ戻る覚悟を取り戻し、「負けるかよ！」という決意の叫びが、恐怖を打ち消す強い意志として響きます。

若山詩音の演技は、恐怖、混乱、そして自分を取り戻す瞬間の繊細な感情の揺れを、見事に表現しており、ターボババアの介入によって揺れ動くモモの心理をリアルに伝えていました。

巨大UMA＝ミミズとの遭遇とバトル演出の見どころ

物語の後半、モモが足を踏み入れた札だらけの部屋の床が崩れ、彼女は地下空間へと落下します。そこで待っていたのは、村に伝わる“大蛇様”……かと思いきや、まさかのミミズ型UMA。視聴者からも「ミミズかーい！」と総ツッコミを受けつつ、そのビジュアルとスケールには思わず息を呑みました。

このバトルシーンでは、サイエンスSARUの真骨頂ともいえる圧倒的な作画とエフェクトが炸裂。紫がかった背景と不気味な質感のミミズ、ぬるっとした動き、そして派手な爆裂エフェクトが絶妙に調和し、“不快さ”と“爽快さ”が同居する独特の空気を生み出しています。

アクションシーンでは、モモのキックが炸裂する瞬間にBGMが止まり、緊張の“間”が生まれる演出も印象的でした。無音の中で一瞬の呼吸音、そして地響きのような音とともに爆発的に動き出す作画は、まさに劇場レベルの迫力。

さらに注目したいのが、キャスト陣の演技力。花江夏樹（オカルン）は状況の不穏さを察しつつ冷静に行動する演技で緊張感をキープし、石川界人（ジジ）は困惑と怒りが混ざるリアクションを鋭く表現。3人のやりとりがリアルに感じられたのは、この声優陣の厚みあってこそでした。

SNSで話題沸騰！視聴者の声まとめ

第13話放送直後、X（旧Twitter）では「#ダンダダン」「#ミミズ様」などのタグが急浮上し、多くの視聴者が驚きと興奮を共有していました。特に話題となったのは、やはり“ミミズ＝大蛇様”というインパクトある正体です。

• 「村の伝承がミミズって…想像以上に怖いし笑える」
• 「鬼頭家、やばすぎる。人間の狂気が一番ホラー」
• 「モモのキック、アニメーション凄すぎて何回も見た」
• 「建物がモモを守るように崩れる描写、演出センス高い」

また、演出の細やかさや構図の工夫にも多くの称賛が集まり、「背景の色使いが不気味でよかった」「BGMの切り替えタイミングが完璧」など、視覚・聴覚の両面で高評価を得ています。

さらに「ターボババアって結局なんなの！？」「あの招き猫、次回も動く？」といった考察系の投稿も目立ち、今後の展開に向けた期待も膨らんでいる様子がうかがえました。

Creepy NutsのOP＆ED映像が“神”すぎる理由

第2期のスタートを彩ったのが、Creepy NutsによるOP「Bling-Bang-Bang-Born」に似た空気を纏う、疾走感あるオープニング映像。和のテイストとオカルティックな映像が交錯し、目が離せない演出に仕上がっています。

キャラ紹介とバトルカットがテンポよく差し込まれ、OPラストにはミミズ型UMAと対峙する象徴的なカットも。色彩の切り替えやカメラワークのスピード感は、まさに“動く漫画”としての完成度の高さを見せつけました。

一方、EDではキャラクターたちが次々と踊るコミカルかつキュートなダンスが展開され、重苦しい本編とのギャップで話題に。「EDかわいすぎて飛ばせない」「バトルの余韻から一気に癒された」といった声が多数寄せられています。

映像面だけでなく、音楽としての完成度も高く、歌詞と映像がシンクロするようにストーリーの“運命のねじれ”や“抗う心”を象徴しているのがポイント。Creepy Nutsの起用に対する納得の声が非常に多く見られました。