2025年春アニメとして話題を集めた『ラザロ』。その特異な世界観と、視覚から訴えかけるキャラクター造形は、ただのSFアクションには収まらない強烈な余韻を残しました。
キャラクターデザインを手がけたのは、『BANANA FISH』『坂道のアポロン』などで知られる林明美。渡辺信一郎監督のディレクションのもと、7人の“ラザロ”たちはそれぞれの出自や矛盾、そして生き様を、静かに、しかし確かに物語っています。
この記事では、主人公・アクセルをはじめ、エレイナ、クリスティン、スキナー博士、ダグ、ハーシュ、リー・ランドという主要キャラクター7人のデザインや内面性に光を当て、そこに込められた意図や物語性を紐解いていきます。
- 『ラザロ』主要キャラクター7人の個性とデザインの魅力
- 林明美によるキャラデザの意図と世界観との関係性
- デザインから読み解くキャラの内面や物語構造
1. アクセル──“死を超えた男”の輪郭
アクセルは、『ラザロ』という作品の“顔”でありながら、いわゆる典型的な主人公像とは一線を画しています。
彼のビジュアル、言動、そして立ち居振る舞いには、“復活”という作品テーマを象徴するような生と死の境界を踏み越えた存在感があります。
この男が画面に登場した瞬間から、視聴者の感情を揺さぶる何かが静かに始まるのです。
・自由を求めた脱獄囚、その肉体に刻まれた意思
ブラジル出身、刑務所に何度も投獄されながらも9回もの脱獄を成功させたアクセルは、あらゆる束縛から逃れようとする“本能的な自由人”です。
その性質はキャラデザインにも強く反映されています。
傷跡が残る筋肉質な体格、荒れたファッション、皮膚にうっすらと刻まれたタトゥーなど、過酷な環境を生き抜いた身体の履歴が、彼の“過去”を物語っています。
それはただの囚人ではなく、死線を何度も越えた者のリアリティであり、見る者に“この男は何かが違う”と直感させる力を持っているのです。
・無垢さと狂気が同居する眼差しの描き方
アクセルの目は、どこか遠くを見ているようでありながら、同時に今ここに強く存在しています。
その視線には、生き延びることに慣れすぎた男の冷静さと、どこか少年のような無垢さが奇妙に共存しているのです。
林明美氏は、この二面性を表現するために、線を多く引かず、むしろ“描かない”ことで余白を残す設計を選んだように感じられます。
この余白があるからこそ、視聴者は彼の中に何かを読み取りたくなるのです。
・“ラザロ”の名に込められた秘密
『ラザロ』というタイトルが“復活”を意味するように、アクセルはその象徴です。
彼は過去、政府の秘密計画「ハプナ」によって投薬実験を受けた囚人たちの中で唯一生き延びた人物。
つまり、彼の存在自体が“死からの再生”という物語構造に深く結びついているのです。
その背景を知ってから彼の立ち姿を見ると、単なるクールなキャラクターではなく、生き延びたこと自体が罪であり力である、という重たい宿命を背負っていることが分かります。
この“死んだ者として生きている”というテーマ性が、アクセルのキャラクターデザインをより深く、魅力的にしているのです。
2. エレイナ──沈黙する天才が語る色彩
エレイナは、アニメ『ラザロ』における最年少の主要キャラクターでありながら、物語全体における“静けさ”と“情報戦”を担う重要な存在です。
一見すると物静かで感情を表に出さない彼女ですが、そのキャラデザインには驚くほど多くの“語り”が詰まっています。
控えめな存在感の中に宿る緊張感、そして孤独と知性の共存。エレイナという少女の魅力は、沈黙の奥にひっそりと燃えています。
・15歳のハッカーに宿る静かな反抗
エレイナは香港出身の15歳。世界的に有名なハッカー「Mad Screamer」の正体という設定が、まず強烈なギャップとして機能しています。
彼女のデザインは、年齢相応の幼さと、異常な才能を持つ人物特有の“浮き上がり感”が共存するように構築されています。
華奢な体格、顔を覆い隠す長めの前髪、イヤホン、そして手放さないタブレット。彼女が“人間よりも情報と向き合ってきた人生”を想像させるビジュアルです。
また、言葉数の少なさや、他人と距離を置く態度は、反抗というより“社会から切り離された結果”のようにも見え、観る側に切なさを滲ませます。
・“無機質×ガーリー”の絶妙なバランス
エレイナの服装や配色は、灰色・黒・白といった“無機質なトーン”が中心ですが、その中にピンク系や淡い紫といった“ガーリーな挿し色”が加わっています。
このバランスが絶妙で、感情を抑圧されてきた少女が、それでも人間らしさを手放していないという表現になっています。
無表情の中に、ふと現れる困惑や戸惑い、その瞬間に垣間見える色彩が、デザインに奥行きを与えているのです。
林明美氏の描く少女キャラクターは、単に可愛いだけではなく“環境が形作った美しさ”という深みがあり、エレイナにもその哲学が色濃く反映されています。
・“喋らない”ことで語るキャラクター
エレイナはセリフが少なく、チームの中でも特に感情表現が抑制された人物です。
しかしその分、彼女の視線や姿勢、微細な表情変化が描写の中心となり、“沈黙こそが言葉”であるような演出がなされています。
例えば、敵のシステムに潜り込むときの緊張感や、クリスティンとのやり取りに見せる微笑みなどは、デザインの力なくしては語れない場面です。
エレイナという存在は、キャラデザの線や色が彼女の代わりに語る──そんな“無言の情報の塊”として、『ラザロ』の中で確かに呼吸しています。
3. クリスティン──“陽気な破壊者”の鮮やかさ
『ラザロ』という作品が持つ緊張感の中で、クリスティンは唯一と言っていいほど“陽”のエネルギーを持つキャラクターです。
明るく、歯に衣着せぬ物言いで、時にチームの空気を和らげ、時に鋭く突き刺す。そんな彼女の存在は、画面に色を差し込むように鮮やかです。
その鮮やかさは、キャラデザインにも見事に現れており、彼女の“破壊”と“軽快さ”を両立させています。
・銃と笑顔が似合うロシアの快女
クリスティンはロシア出身、陽気で奔放、そして銃器のスペシャリスト。
無造作なショートヘア、タンクトップにタクティカルベルト、そして軽やかに構える2丁拳銃。
“美しくて危険”という王道のイメージをなぞりながらも、彼女の魅力はそのステレオタイプを崩す笑顔にあります。
命を懸けた任務の中でも冗談を言い、仲間を軽口で励ますその姿勢は、デザインとキャラクターが矛盾なく結びついた理想的な在り方です。
・ビジュアルに込められた“戦うことの明るさ”
彼女の配色は、赤、カーキ、金髪のコンビネーション。
いずれも視覚的に目立つ色でありながら、武装としての説得力も兼ね備えています。
特に目を引くのは、鮮やかな金髪と無邪気な笑顔。この“強さを楽しんでいる”ような明るさは、他のメンバーには見られない特徴です。
キャラデザインとして見ると、肩や腕の露出など、身体的にアクティブさが伝わる構造もポイントで、動かしたときに“映える”よう緻密に設計されていることがわかります。
・“姉御肌”としての立ち位置と役割
クリスティンはチーム内で、年下のエレイナと特に対照的な関係にあります。
無口で繊細なエレイナに対して、クリスティンは遠慮のない言葉と柔らかなツッコミで彼女の内面に少しずつ踏み込んでいきます。
この姉御肌の役割もまた、デザインに表れています。
タフで人懐こい見た目は、周囲の緊張を解くバランサーのようでもあり、視聴者にとっても“救い”となる存在です。
彼女が笑ってくれるだけで、物語に少しの希望が射す──そんな力を、“笑顔で戦う女”というビジュアルが担っているのです。
4. スキナー博士──冷静さが壊れる寸前のデザイン
スキナー博士は、表向きにはノーベル賞を3度も受賞した天才科学者。
しかし『ラザロ』の物語では、その知性が暴走し、人類全体を実験対象とするような狂気へと至った人物として描かれます。
“理性の仮面を被った異常者”という二面性は、彼のキャラクターデザインにも丁寧に落とし込まれています。
・白衣とスーツ、その整いすぎた不気味さ
スキナーのビジュアルは非常に整っていて、実直な科学者としての品格すら漂わせています。
常に白衣を着用し、きちんと整えられた髪、端正な顔立ち。
しかし、この“完璧すぎる見た目”が逆に、どこか不自然な緊張感を与えるのです。
まるで“理性”という名の仮面で、本質を隠しているかのような印象──それがスキナーというキャラクターの不気味さであり、デザイン上の最大の仕掛けでもあります。
・“理性の狂気”を描くためのミニマルな演出
彼のキャラデザインには、装飾的な要素がほとんどありません。
むしろ意図的に“清潔さ”や“無個性さ”を前面に出すことで、逆にキャラの異質さを際立たせています。
これは林明美氏が得意とする「静の中の狂」を描くための巧妙な手法であり、言葉や演出がなくとも、“この人は危ない”という空気を視覚だけで漂わせています。
その意味で、スキナーはアニメ的な「悪役」ではなく、“信じるものを誤った天才”として、観る者に恐怖ではなく“理解できてしまう怖さ”を与える存在です。
・過去と現在をつなぐ視線の設計
スキナーの視線には、どこか過去を見ているような遠さがあります。
彼が科学の頂点にいたころの栄光、そしてそこから転げ落ちた自分への執着──それが表情に残っています。
線の少ない冷たい瞳は、他者を見ているようで、自分の中の“正しさ”だけを信じている。
その視線は、アクセルたちが持つ“生への躍動”とは真逆のベクトルで描かれており、キャラ間の対比をビジュアルレベルで明確にしてくれます。
スキナー博士は、デザインからしてすでに“破滅へ向かうロジック”を内包しているのです。
5. ダグ──知性と怒りを共に抱えた男
ダグは『ラザロ』の中でもっとも“理性的な熱さ”を持つキャラクターです。
元物理学者であり、スキナー博士に強い憧れを抱いていた過去を持つ彼は、知性と感情の狭間でもがきながら今を生きています。
その複雑な内面は、キャラクターデザインにも如実に反映されており、“沈黙する激情”をビジュアルで表現した一例といえるでしょう。
・端正すぎる眼鏡とコートににじむ苦さ
ダグの外見は、一見して非常に整っています。
黒髪の短髪、細身のフレームの眼鏡、ロングコート──まるで大学の研究室からそのまま出てきたかのような出で立ち。
しかしその“端正さ”は、逆に彼の自己抑制の強さを印象付けます。
感情を表に出さず、冷静に行動するよう心がけている彼ですが、その静けさの下には、怒りや無念、そして未練がうごめいている。
服の着こなしひとつにさえ、彼が“秩序を守りたかった人間”であることが滲んでいるのです。
・「抑制された正義感」という難題に挑んだ線
ダグのキャラデザインは、過剰な装飾や派手さがありません。
そのぶん、一つひとつの線に込められた感情の温度が重要になります。
表情は硬く、視線は常に真っすぐでありながら、どこか切なげ。
その視線の奥にあるのは、かつて正しいと信じていた科学が、世界を狂わせてしまったという強い自責の念です。
彼が銃を構える姿も、他のメンバーと違って“戦い慣れた者”というよりは、“戦わざるを得ない者”として描かれており、それがまた視聴者の共感を呼びます。
・スキナーとの因縁が生む“影の色彩”
ダグは、スキナー博士のかつての教え子として、彼の理念と挫折を最も身近で見てきた人物です。
その過去は、ダグの服の色合いやシルエットにも強く影響しているように思えます。
全体的に落ち着いたトーンでまとめられた装いは、まるでスキナーを“反転させた存在”のよう。
知識を信じながらも、人間であることを諦めなかった側の科学者。
そんな“理性の光”としての在り方が、デザインを通して静かに語られているのです。
6. ハーシュ──“理想と現実の壁”に立つ指揮官
ハーシュは、ラザロチームを統括する司令官であり、アメリカ政府の代表という立場で行動する人物です。
しかし彼は、いわゆる“官僚”とも“軍人”とも違う、人間味のあるリーダーとして描かれています。
理想と現実の板挟みに苦しみながらも、あくまで人道を重んじる──そんな彼の葛藤は、ビジュアルの端々に滲み出ています。
・米政府の中で最も人間らしい存在
ハーシュの見た目は、非常に端正です。
スーツやコートを着こなす姿、整った髪型、落ち着いた物腰。
しかし、彼の顔には疲れや葛藤がはっきりと描かれています。
眉間に寄った皺、やや垂れた目元、控えめな口元──そのすべてが“責任を背負う者の苦悩”を映し出しているのです。
他のキャラが“行動”で物語を動かすなら、ハーシュは“判断”で物語を左右する立場。
だからこそ、その佇まいには他とは違う重みがあります。
・軍服に隠せない、人としての揺らぎ
ハーシュは表向きには政府の命令で動いているように見えますが、実際には「ラザロ」に対して深い信頼と希望を持っています。
その姿勢は、制服の中にあってもどこか“官僚的でない”装いに表れています。
襟元の乱れや、ネクタイの緩み、あるいは腕組みの癖など、“完璧であろうとして完璧になれない人間のリアル”が滲み出ているのです。
キャラクターデザインとしても、ハーシュは「均整ではないことで共感を呼ぶ」人物として設計されています。
・“揺れる指揮官”としての存在感
ハーシュの表情は、他のどのキャラクターよりも頻繁に“変化”します。
それは裏を返せば、彼が常に“迷いながら進んでいる”ということ。
怒り、焦り、戸惑い、安堵──そのどれもが一人の人間の中で共存し、その感情の揺らぎこそが、彼をただの指揮官ではなく、物語の“良心”たらしめている要素です。
ビジュアルもまた、その人間味を強調するように、抑えた配色やシンプルな造形が用いられています。
ハーシュは、“目立たないデザイン”の中にこそ、最も多くの言葉を秘めたキャラクターなのです。
7. リー・ランド──世界の裏を見てきた最年少
リー・ランドは、チーム「ラザロ」の中で最も若く、そして最も異質なキャラクターかもしれません。
ドローン操作や情報処理のエキスパートでありながら、戦場には出ない“後方支援型”の立ち位置。
その姿には、現代の若者が抱える孤独や反骨、そしてしたたかさが濃密に反映されており、まさに“いまの時代を象徴する若者像”が描かれています。
・金持ちの息子であることを隠さない少年のスタイル
リー・ランドはカナダの名門・アスター家の血を引く富裕層の出身。
しかし彼のキャラデザインには、いわゆる“金持ちっぽさ”はあえて取り入れられていません。
その代わりに現代的なカジュアルウェア──パーカー、ジョガーパンツ、ワイヤレスイヤホンなどを身に着け、“資産を使っても反骨を忘れない若者”としてのアイデンティティが視覚的に表現されています。
言い換えれば、彼は生まれ持った特権を誇示するのではなく、それを利用して世界を“見下ろす”側に立った人物。
そのバランス感覚は、若くして世界の矛盾に気づいてしまった人物の複雑さを如実に物語っています。
・技術者ではなく“観察者”としてのビジュアル設計
リーはただの技術者ではなく、戦場の映像やデータを俯瞰しながら“全体を見ている”存在です。
彼の瞳は常に何かを“分析”していて、それが冷めた視線としてデザインに定着しています。
他のキャラが“生”や“信念”を前面に出しているのに対し、リーはどこか一歩引いた場所から世界を見ている──そんな姿勢が、彼の立ち位置と内面を一致させる絶妙なキャラ造形に繋がっています。
また、あえて表情の振れ幅を小さく抑えることで、感情が読みにくく、それゆえに“何を考えているのかわからない”印象を残す設計もなされています。
・“冷静さ”の奥にある反骨と孤独
一見ドライでクールな彼ですが、過去には家族と決別し、16歳で家を飛び出したという設定が存在します。
つまりリーは、社会的には守られた立場にありながら、自ら“孤独”を選び取った人物なのです。
その背景を知ったうえで彼の姿を見ると、ラフな服装やイヤホン、スマートデバイスの扱い方までもが、“距離を保つ生き方”を象徴しているように感じられます。
リー・ランドは、静かな反発心と優れた分析力を併せ持つ存在として、『ラザロ』の中でも異彩を放つキャラクターです。
8. デザインの統一感と“多国籍感”の共存
『ラザロ』のキャラクターデザインにおいて特筆すべきは、“統一感”と“バラつき”の両立です。
一見すると、国籍・性格・背景がバラバラな7人のメンバーですが、画面に並んだ瞬間、どこか“同じ物語の住人”としての統一感が感じられる──それがこの作品の静かな凄みです。
この一見矛盾する二つの要素を、デザインとして違和感なく同居させているのは、林明美氏の高い設計力によるものです。
・林明美が描く“バラバラであること”の美学
林氏のキャラデザインは、あくまでリアルを下敷きにしながらも、それぞれのキャラにしっかりとした“個の輪郭”を与えています。
たとえば、エレイナの幼さと静謐さ、クリスティンの陽気さと強さ、スキナーの緻密で静かな狂気。
どのキャラも“別々の国からやって来た異邦人”のような佇まいを持っており、視覚的な多様性がしっかりと確保されています。
それでも、線の太さ・陰影の付け方・色彩設計に共通のトーンがあり、画面に並んでも違和感がないのは、“多国籍でありながら一つの物語を共有する集団”として、丁寧に調整されているからです。
・どこにも属せない7人が、並んで歩くための線
ラザロのメンバーは、刑務所上がり、国家の追放者、ドロップアウトしたエリートなど、“どこにも属せない”者たちの集まりです。
それでも彼らがチームとして動き、共に生きていくためには、デザイン面でも“つながり”を可視化する必要があります。
そのために林氏は、視線の高さや身体のバランス、衣服の動き方に“共鳴”を感じさせる工夫を施しています。
全く違う個性を持つ彼らが並んだとき、不思議と“同じ歩幅”を刻んでいるように見える。
それは単なるデザインの一致ではなく、“同じ世界を生きている”という物語の説得力を、視覚が補完しているのです。
まとめ:『ラザロ』という名の群像が浮かび上がらせるもの
アニメ『ラザロ』のキャラクターデザインは、ただ“見た目を整える”ためのものではありません。
むしろそこには、それぞれのキャラクターが背負う過去、矛盾、感情が色濃く焼き付けられています。
だからこそ、彼らが言葉を発さずとも、歩くだけで何かが伝わってくる。
アクセルの“復活者”としての身体性。 エレイナの沈黙に宿る知性。 クリスティンの陽気さが包む痛み。 スキナー博士の理性に潜む暴走の影。
そして、ダグの抑えた怒り、ハーシュの揺れる理想、リー・ランドの静かな観察──。
彼ら7人の存在は、デザインという静かな物語によって補強され、より深く、観る者の心に届いてきます。
林明美氏が描き出す一本一本の線には、“この世界に生きる人間を、どこまでもリアルに描こうとする意思”が宿っています。
それは渡辺信一郎監督が織りなす世界観とも重なり、キャラが動くだけで、そこに物語が生まれる。
『ラザロ』は、キャラクターという小宇宙の集合体が、一本の太いテーマへと収束していく作品です。
キャラデザインからこの作品を読み解くことは、きっとあなたにとっても、“アニメの見方”を変えてくれる体験になるはずです。
- アニメ『ラザロ』の主要キャラ7人を個別に解説
- キャラごとの背景と性格がデザインに反映
- アクセルの“復活者”という設定と身体描写
- エレイナの沈黙と知性が色彩で表現
- クリスティンの明るさに潜む深み
- スキナー博士の静かな狂気とミニマルな演出
- ダグとリーの内面が線と衣装に現れる構成
- 多国籍チームのビジュアル統一性に注目
- 林明美の繊細な線が物語の厚みを支える
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